未読のもしドラ
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
- 作者: 岩崎夏海
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/12/04
- メディア: 単行本
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もしドラの後にある「わたしとドラッカー」も面白い。出ている人がドラッカーについて「優しい」と評価している所なんて、本を読むだけでは感じない人間性を感じることができた。企業において成果を個人に求めるのではなく組織に求める以上、個人の長所に合った業務に従事するのが最善であり、組織マネジメントはその任を負わなければならない。個人の業務が上手くいかない場合、その個人を責めるのではなく、長所に適していない業務にアサインしたマネジメントの責であるって言っている事等から、ドラッカーをして「優しい」と評価してるけど「確かにね」と思う反面「じゃあ個人の成長は?」とも思う。自責と他責の考え方は永遠のジレンマだけど、自分の性格では外面をよく見せるためと一定の余裕があったから、これまで自責にして来た気がするなぁ。最近は余裕なくて、形振り構ってられなくなってきて他責に振ることが増えた気がする。どっちがいいのか。