scenario experiments Lain

scenario experiments lain/シナリオエクスペリメンツ レイン[新装版]

scenario experiments lain/シナリオエクスペリメンツ レイン[新装版]

思うところがあって再読。今は新装版が出ているけど、再読したのは1998年発行の初版。当時は現在ほどPCに詳しくなく、本書に出てくるプロトコルと言った専門的な用語に神秘的な印象を持ったりして、一種のオカルト的な雰囲気を感じながら読んでいた。
約15年を経た現在ではPCはすっかりコモデティ化し、ワイヤードへのアクセスはスマホで日常化。「ワイヤードがリアルワールドの上位層」なんて誰も考えずに時間潰しの道具程度にワイヤードへアクセスしている。この本を読むと当時のワイヤードにワクワクした気持ちを思い出す反面、最近のワイヤードとの付き合い方にワクワク感が減ったことを感じる。
深夜アニメも同じ。絶対量が多いためか、Lainのようなワクワクする作品に当たることが少ないんだよな。