脳に悪い7つの習慣

脳に悪い7つの習慣 (幻冬舎新書 は 5-1)

脳に悪い7つの習慣 (幻冬舎新書 は 5-1)

人が成長するには2つの面がある。良い面を延ばすことと、悪い面を抑えること。良い面を延ばそうと努力することは重要だけど、それには今までの生活にプラスアルファの習慣を追加しないといけない為、なかなか一歩踏み出せない。それに対し、悪い面を抑えようとすることは、今までの生活習慣の中からマイナス面を除去すればよいので簡単だ。では、抑えるべき悪い習慣とは何なのか?本書では「脳の仕組み」といった面から日常生活における脳に悪い習慣を取り上げ、その理由と対応策を紹介している。
一般論→特殊化ということで、いつもの通り気になった部分(付箋を貼ったとこ)をクリップ。

  • 「だいたい出来た」と安心してはならない。実際に「もう少しでゴールだ」という情報を与えると、脳の血流が落ちてしまうそうだ。物事を達成するには、「だいたい出来た」ではなく「ここからが大切だ」と考えることが必要。→これは胸に刺さる。私は人生の選択肢〜日常生活という広範囲において、7〜8割で妥協してしまうことが多い。自負できる。従って、事柄についてのつめが甘いのだ。これから充実した選択・行動をしていくために、この言葉をしっかり押さえておく。
  • 人の感情や思考、ときには心までもが他人に伝わるのは、脳のA10神経群から始まる「ダイナミックセンター・コア」の神経細胞群に「同時発火」を起こす力があるからです。(中略)人間の脳には「仲間になりたい」という本脳があります。また、「統一・一貫性」という「できれば同じにしよう」とするクセもあります。誰かと一緒に走っていると。つい同じリズムで走ってしまうなど、脳は何かと「相手に合わせよう」「相手と同じにしよう」としてしまうのです。→他人との感情面でのコミュニケーションは苦手なので、この辺りの仕組みを理解した上で、役立てたい。自分は、どちらかというと淡々と対応する方。たまに感情を出すが、出し方のバランスが分からず過剰になる。(喧嘩をしたことのないいじめられっ子が、いざ喧嘩となるとやり過ぎる感覚)このあたりのさじ加減は経験から培うものなんだろうか?自然に出来る人は本当に尊敬する。相手と同じ立場に立って目的を共有し、感情に訴えかける姿勢で臨むことが必要。分かっているんだけどね...←これが脳に悪い!