コーチングのプロが教える リーダーの対話力 ベストアンサー

コーチングのプロが教える リーダーの対話力 ベストアンサー

コーチングのプロが教える リーダーの対話力 ベストアンサー

この前のポストのとおり一介の営業なものですから部下らしきものがいない訳ですよ。それに加え生粋の内弁慶体質で、後輩って感じの人がいる訳でもなく、吹けば飛ぶような乏しい人間関係の中生きている訳です。
そんな中でコーチングの本を読んでも意味無いんじゃないかと思うんだけど、この本が提唱している「コーアクティブ・コーチング」というのは従来のコーチングとは少し違っていて、本質的にクライアント(被コーチ者)に絶大な信頼を置き、コーチはクライアント自身による問題解決に協力するスタンスを取る。教師像が80年代の熱血先生からゼロ年代のお友達先生に移ったように、コーチ象もいわゆるスポ根的コーチからお友達コーチに移っているのかね。
それが良いとか悪いとかここで講釈を述べるつもりはなくて、ここではこの本でなるほどって思った部分をあげる。それは感情について。クライアントによっては感情が「凪」の状態となっており、エネルギーが停滞している。彼らに対し、感情が一定の「波」のある状態になるように導くことがコーチングの目的であり、その人らしさ・価値観・理想とする自分像といったものに問いかけを行うことで、自律的に目的に達することができるように協力することが「コーアクティブ・コーチング」。つまり「コーアクティブ・コーチング」とは「停滞したエネルギーに息吹きを与える」こと。こういう視点で見ると「コーアクティブ・コーチング」は、これまで自分が思っていたヒエラルギー的なコーチングとは別で、ヒューマンスキル的な要素が強い。