MBAマーケティング

改訂3版 グロービスMBAマーケティング

改訂3版 グロービスMBAマーケティング

更新ご無沙汰しておりました。最近は営業について少し考えています。自分が苦手意識を持っていて、しかも近頃そっちの仕事が多くなってきているもので...最近ある出来事をきっかけに自分を棚卸しして考えた結果、自分のやりたいことは「もの(ハコ・コンテンツ)づくり」ではなくて「ビジネス(ソリューション)作り」なのではないか、と思い始め、それには営業活動が不可欠なため、いろいろ悶々としております。顧客と価格交渉しようにも「信頼関係が出来ていない」とか自分に言い訳したりして...
で、この本なんですが、営業が苦手なら営業しなくても売れる仕組みを作ってしまえという究極の現実逃避を叶えるために読み始めた訳ですよ、フフフ。本著はマーケティングの参考書的な位置づけなんだけど、各章にCASEとして実例が挙げられていてそれが面白い。マーケティングは経営戦略から導き出すという大前提があり、ここを外して例えば4Pだけ考えようとしても付け焼刃的なマーケティング手段になってしまう。結局マーケティングのテクニックだけを身に付けるのではなく、その本質である企業戦略から導かれる売れる仕組み作りをすることが最重要であるという、言ってみれば当たり前じゃん!的な結論になる。しかし、一巡してそこにたどり着くだけでも、マーケティングに対する考え方がループじゃなくてスパイラル的に一歩前進したと思う。
営業に限らず自分の課題は「書を捨てよ、町へ出よう」、どんどん頭と体を使っていきます。