誰も幸せにならない技術派遣の仕組み

これまで技術者の端くれとして、色々な現場に派遣され仕事してきたけど、色々見てきて思うことは「氷河期入社のプロパーは大変そう」ってこと。層が薄いだけに、色々やらされているけど、なんか業務作業、というか雑用が多くて技術的な力は持っていないような。。。その会社にずっと帰属する以上、それでもいいんだけどね。そういうので昇進していく訳だし。
ただバブルの下に存在する氷河期世代は、上がつかえてて中々ポストが空かないし、年齢的にも半端だし、技術派遣という制度も浸透しているし、まだ自分に対して完全な幹が出来ている訳でもないしで、いろいろ悩むんだろうなぁ。
しかし、技術派遣を受け入れている会社も、中長期的に何か残る訳でもないし、なんか自分で自分の首を絞めている感じがする。ある期間派遣として使って、この人は使えると思えば社員にするみたいな制度が、プロパー・派遣会社双方にメリットがある形になればいいのかな。今は本当に使える派遣技術者は派遣会社ががっちり抑えてて外に出さないし、プロパーも派遣会社との関係上、一個人を引き抜いたしはしないし。(とはいえ、非公式には声を掛けられるけど)