保留 伊坂幸太郎

前々から読んでみたかった伊坂幸太郎。今回カドカワの夏イチで「終末のフール」が文庫本で出版されてたので、さっそく購入。
で、感想だけど、、、[以下、ネタバレ注意!]
人生の最後に臨んでの「生への執着」がテーマだと言っているけど、その割には人生を諦めてあっさりと死んでる人が多いこと。主人公の一人である渡部さんが、未来ちゃんの為に生に固執することは親として分かるんだけど、それとあっさり死んでいる人々とのギャップがあり過ぎて、素直にテーマを受け入れることが出来ませんでした。
という訳で、伊坂幸太郎についての評価は保留。
もう一冊、今度はミステリーを読んで評価します。