宝くじを買ったら人生負けかなと思っていた

4年ぐらい前、一緒に仕事をしていた当時24才ぐらいの人が株をやっていた。
彼が株をやる理由は
「サラリーマンとして人生を歩む以上将来に渡って自分のだいたいの年収は決まっている。
株をやることでその収入を増やしたいのです。」
と説明していた。
自分は「そうなんだ。」と答えたが心の中では
年功序列的な考え方だ。自分の才覚で城の一つでも切り開けば良いのに。」
と思ったりもした。


同じ理由で宝くじも今まで買った事がない。
期待値がとんでもなく低い以上買っても損するだけだし、
運に頼って収入を増やさなくても、自分の才覚で城の一つでも切り開こう
と思っていた。


そんな「宝くじを買ったら人生負けかなと思っている」自分が、
昨日、人生初めての宝くじを買った。
理由は、家内が妊娠してるとか(妊娠している人は宝くじに当たりやすいという迷信?)、
確率に関する新書を読んで宝くじを買う人の心理を読んだとか
(確率が低くとも当たる人は存在し、当たったらとんでもない金額を手にすることができる)あるけど、
実際は自分の才覚に限界を感じてきたんだろうなぁ。